ファッション

ヌメ革のトランクを使ってみて感想

こんにちは。魅力技研です。以前紹介したヌメ革のトランクを使ってしばらくしたので感想とか使用感をお伝えしていきます。購入を検討されている方の参考になれば幸いです。

もっと物が入ると嬉しい

思ったより物が入らないと感じました。
これに関してはもう1サイズ大きいの買えば良かったじゃんっていう自分の責任でしかないのですが、仕事で使用するiPadとか資料とかを入れるとすぐにパンパンに。ポジティブに捉えるとものをあまり多く持たなくなり身軽になりました。

雨に降られてもそんなに気にならない

意外だったのが雨に降られてもそんなに深刻なシミにならなかったこと。ヌメ革の製品を使う友達に汗が垂れてシミになったと聞かされビクビクして使用していて、最初に雨粒に曝された時に終わった……と思ったが乾かしてみるとなんてことなかった。案外丈夫なのね。
勿論濡らすのは良くないので雨の日は傘と自分の体でヌメ革のトランクを庇いながら歩いています。
※革には個体差があります。取り扱いには十分ご注意ください。記事の内容は雨に濡れても影響がないことを保証するものではありません。

話すきっかけになる

お客様を訪問する際や飲食店で荷物を預ける際に「可愛いですね」、「素敵ですね」、「魔法使えそうですね」、「寅さんみたい」など声を掛けてもらえます。なのでちょっとした話すきっかけとなり、場が和むのでこのバッグには助けてもらってます。良いご縁を運ぶトランクなのかなあなんて勝手に感じています。

デメリットを吹き飛ばす見た目

間仕切りからものが飛び出るとか物が入らないとか文句を言いましたが、そんなデメリットを吹き飛ばすのがこの見た目。可愛いし、かっこいい。収納力の多さとか機能性とかは見た目には変えられないのです。大好き。

まとめ

使う程に愛着が湧いてきた革のトランク。すっかり相棒になりました。魅力技研がジジイになるまで手入れをしながら大事に使っていきたいです。いや、子どもやその子どもなどにも使って欲しいなあ。エゴだけど。


日本橋江戸屋でブラシを買う

こんにちは。魅力技研です。
前回ヌメ革のトランクの記事にブラシが登場しましたね。実はこのブラシは日本橋にある江戸刷毛専門店江戸屋で購入したものだったのです。購入したブラシは勿論、お店も素敵だったので、紹介します。

鞄の手入れ用のブラシが欲しい

ヌメ革のトランクケースを購入した魅力技研。末長く大切に使う為に鞄を磨く為のブラシが必要となりました。

ヌメ革のトランクケース

良い鞄には良いブラシをということで、思いついたのが三神日エリア、日本橋大伝馬町にあるブラシや刷毛などを販売しているお店江戸屋。お店の前を通る度に気になっていたお店です。

刷毛とブラシのお店江戸屋へ

江戸屋の外観
歴史を感じる江戸屋の外観

魅力技研はお昼に江戸屋に行きました。お店の佇まいからもう歴史を感じますね。昔からありそうな石の建物。そして年季の入った看板。力強いフォントで刷毛ブラシ江戸屋の文字。なんかぴったりのブラシが見つかる予感。木製の引き戸に手を掛け店内に潜入します。

まるでブラシと刷毛の博物館

店内に入るとお店中にブラシや刷毛、たわしがこれでもかという位陳列されています。天井にも白い毛のブラシが。体を洗う用や化粧用のブラシ、急須を洗うブラシなどもありますね。一見何に使うのか分からない商品もありますね。

化粧用のブラシも沢山
どれを選べば良いのか迷っちゃう程の品揃え

魅力技研は今回ヌメ革のトランクを磨く為のブラシを探しに来たので、沢山のブラシの中から探します。
店内をキョロキョロしていた魅力技研にお店のおじさんが声を掛けてくれました。「何かお探しですか?」魅力技研はヌメ革のトランクケース用にブラシを探していると伝えました。するとおじさんは馬の毛で出来た洗濯用のブラシ(税込1,320円)を薦めてくれました。某有名な鞄屋にも江戸屋のブラシを卸していて様々な種類のブラシを試した後、ベストなブラシがこの洗濯用のブラシだったということで、私もこのブラシを購入することにしました。

店内に陳列されてあるブラシやたわし
写真中央にあるのが洗濯用ブラシ

要望に応じてブラシを薦めてくれるその姿はまるでブラシのソムリエ。魅力技研もこういう仕事に対する姿勢を見習いたいですね。使ってみてなんか要望があったら言ってくださいと言ってくれました。めちゃくちゃ頼りになります。

おじさんの話によると江戸屋には数千種類のブラシがあるとのこと。工業用の刷毛などはミリ単位で調整していく為、種類がかなり増えていくそうです。ミリ単位の調整、職人魂を感じます。

ブラシの使い心地は

江戸屋の江の字が刻まれたブラシ
江戸屋の「江」の字が刻まれています

ブラシの持ち手には江戸屋の「江」の字が施されています。この黒い馬毛のブラシは柔らかいけどフニャッとしている訳ではなく、密集した毛束を掌で撫でると気持ちが良い。

触ると気持ちが良いブラシ
気持ちい肌触り

こんな毛で磨かれるならヌメ革のトランクもさぞ気持ち良いだろう。ヌメ革のトランクの表面を日々、このブラシで一生懸命磨きます。ブラシにも愛着があるせいか、ついつい磨きたくなります。心なしかヌメ革の表面に光沢が出てきたような気がします。

江戸屋で購入したブラシでヌメ革のトランクを磨いている
お気に入りのヌメ革の鞄も喜んでいます!

江戸屋なら探しているブラシがきっと見つかる!

今回魅力技研はヌメ革のトランクケース用にブラシを江戸屋で購入しました。

皆さんも刷毛やブラシをお求めの際は是非日本橋にある江戸屋へ行ってみてはいかがでしょうか。ブラシや刷毛のプロがおすすめの品を提案してくれると思います。お店の雰囲気も素敵なので足を運んでみてください。僕もおじさんにピカピカにしたヌメ革のトランクケースを持っていき御礼を言いたいです。

江戸屋の外観

お店の情報

会社の名前:株式会社江戸屋
住所:東京都中央区日本橋大伝馬町2番16号
お店のWebサイト:https://www.nihonbashi-edoya.co.jp/index.html

ヌメ革のトランクを買いました

ヌメ革のトランクケース

こんにちは。魅力技研です。
今回はバッグを新調したので、その話をします。

魅力技研は映画ファンタスティックビーストを見た後こんな事をふと思いました。主人公のニュートのように世界各地を回るのに相棒となるような鞄が欲しい!
現在は黒いリュックをメインで使用していて、ポケットも多く機能的ですが、もうちょっと格好がつくような鞄が欲しかったんです。魅力技研は仕事柄、商品の見本や資料をお客様の前で鞄から取り出す事が多く、命懸けで作っている商品を大切に扱っている事を伝えたかったのです。

そんなこんなで、革のトランクケースをネットで探します。その時ある鞄が目につきました

ヌメ革の本物だけが持つ存在感。カワノバッグオリジナルヌメ革トランクケース

『カワノバッグオンライン直営店』よりhttps://www.kawanobag.com/products/list.php?category_id=1120

販売ページにストーリーが書いてあり、とても気になりました。ネットでも販売を行っていましたが、やはり現物を見て決めたい。さて、店舗はどこかと調べると魅力技研の本拠地松戸にあるというではありませんか!これは運命。ますます興味が湧きました。

カワノバッグへ

早速時間を見つけてカワノバッグへ。お目当てのヌメ革のトランクケースはあるのでしょうか?
お店に入り、入口から見て奥の一角にありました。気になるサイズの鞄を持ってみると予想より大きい。この鞄を持って満員電車は厳しいかもしれない。そう思い、ひとつ小さいサイズ(幅:40cm x 高さ:25cm x マチ:13cm)のものを持ってみました。うん。このサイズでいいかな。A4の書類も入るし。

ヌメ革を使用している商品の為、革の色等に個体差があるということなので、店員さんに同じサイズの鞄を複数お店の奥から持って来ていただき、選びました。
魅力技研の前には3つの革のトランクケース。まるで1匹目の相棒を決めるポケモンの主人公。魅力技研は一際茶色が濃い革のトランクケース、君に決めた。お支払いを済ませ、お店を後にします。

カワノバッグが近くにない方の為に

魅力技研はたまたま、革のトランクを購入したカワノバッグに足を運べるところに住んでいたので、お店に訪問して購入しましたが、行きにくいよ。という方の為に楽天市場でも購入できるのでそのリンクを貼っておきます。購入しなくてもこだわりなどについて書かれているので是非読んでみて下さい。

どんなバックか

公式サイトの説明によると、オランダの技法の流れを受け継いだインドネシアの職人が西欧のクラシカルな技法で作っている鞄だそうです。また、素材も厳選された素材を使用しているそうです。ベジタブルタンニンなめしが採用されているということで、自然由来の素材で皮をなめしている為、手間ひまがかかるが、皮の素材を活かす方法で作られていることが分かります。やはり実物は存在感があります。可愛いし、かっこいいですね。

鍵が左右にそれぞれ1つずつあります。温かみのある金色でかっこいいですね。そして同じ色の鋲も付いています。この金色の部分もエイジングしそうですね。中はタータンチェックでキュート。

気になるバッグの使い心地は

日光浴中、購入時より深みが増したような

革のトランクケースを購入しておよそ3週間経ちました。
気になる使用感等をお伝えしたかったのですが、実は魅力技研、まだこの鞄を使ったことがないのです。というのも現在ヌメ革を育成しているからなのです。ヌメ革は日光による日焼けや、皮脂の影響など、経年変化を愉しむ革なのです。そして、綺麗に革をエイジングさせる為に、また長く大切に使う為には使用前に日光浴をすると良いとネットで調べて知り、日々ブラシで磨き、窓際に置いて日に当てています。

綺麗に育ってね


この使用前の手入れに関しては諸説あるというか、方法が幾つかあったり、そもそも使用前の手入れは不要論を唱える人もいたり様々。魅力技研は特に詳しくもないので、日光浴させることを選択しました。

一度もモノを入れたことがないこのヌメ革のトランクケース。窓際に鎮座しているだけの鞄。鞄として機能していませんが、日に当たる様子を眺めたり、ブラシで鞄を撫でる時が楽しいです。とても愛しいです。

という訳で使用感等はまた使ってみてしばらくしたら改めて記事にします。それとちょこちょここ登場したブラシ、実はこのブラシも思い入れがあるブラシなので記事にします。

三神日エリア(三越前、神田、日本橋エリアの総称)で革のトランクを持っている人がいたら、多分魅力技研です。

購入してから半年以上経って使用して感じたことなどをまとめました。購入の際の参考にどうぞ。