三神日

日本橋・麻辣先生に辛ウマ麻婆豆腐を教わる。

こんにちは。魅力技研です。
陳麻家の跡地に何やら中国料理のお店になっていたので行ってみました。
その名も麻辣先生。こう見えても魅力技研は火鍋を愛している自称麻辣愛好家です。そんな魅力技研に何を教えてくれるというのか。ランチ時で外で7分位待って入店しました。

魅力技研は薬膳香辛料石焼麻婆豆腐を発注します。辛さが選べ、とりあえず大辛を選択。
店内も混んでいるのに思ったより早く到着しました。石の器に入れられた麻婆豆腐はジュッジュッジュッジュッジュッジュッと軽い音を立てています。その上にはどっさりとパクチーが盛られています。あとはライスとスープと付け合わせの搾菜、デザートの杏仁豆腐の構成です。店内に素材のこだわりを伝えるポスターが掲示されています。麻辣先生なかなかやるじゃないか。

まずは一口麻婆豆腐を食べてみます。熱っ!先生熱いです。そして辛さも熱さと相まって辛く感じます。辛さの詰め込み教育。食べ始めて間もないですが汗も出てきました。臓器が熱くて辛い麻婆豆腐が体内に流れ込むのを感じます。しかし辛い中に旨みや香辛料の香りが重なって美味しいから嫌じゃない。鞭と鞭を使い分ける麻辣先生。ご飯が進みます。日本の麻婆豆腐は片栗粉でとろみがついてその餡状になったところも食べますが、この麻婆豆腐はそんなに粘度が高くなく、サラリとしています。油分と思しき水分のところは極力避け、さらっとした豆腐と具をの部分をレンゲですくい、ご飯と食べていきます。豆腐には挽肉と香辛料と思しきオレンジ色の唐辛子がまとわりついています。

結構辛いのでライスを多めで食べていたら途中でライスが底を尽きました。先生僕にもう1杯のライスを。ライスをおかわりして残りの麻婆豆腐に挑みます。少し熱さが落ち着き食べやすくなってきました。熱くないからか舌が麻痺したのかラストスパートをかけます。
麻婆豆腐を食べ終わると満腹感と一種の爽快感のようなものを感じます。スープや搾菜を食べ。最後に杏仁豆腐をいただきます。ここの杏仁豆腐は濃厚めな杏仁豆腐ですね。寒天っぽくないやつ。ようやくここで鞭と飴の飴が出てくるということですね。辛さを耐えた先にあるご褒美。

ありがとう麻辣先生。麻辣を知りたい時にはまた来るよ。
都内にも日本橋の他に何店舗からあるようです。辛いものが好きな方は行かれてみてはいかがでしょうか。

お店について

お店の名前:本格四川料理 麻辣先生 日本橋店
住所:〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3丁目2−12 日本橋小楼ビル 101

神田最上楽農園で美味しい稲庭うどんを食べる

美味しいうどんを食べたい

こんにちは。魅力技研です。最近少し体調を崩しました。胃が何だか痛くて。心当たりはあるんです。ウイスキーが好きで、 インプレッシブカスク ルーアックモアというアルコール度数66%のウイスキーをストレートで飲んだからかもしれません。
そんな訳でランチも体に優しいうどんを食べようと残暑厳しいオフィス街を歩きます。
せっかくだから美味しいうどんをと思い、香川一幅に行こうとしたのですが、途中で稲庭うどんのお店が目に入りました。魅力技研は秋田生まれで稲庭うどんが大好きです。これは稲庭うどん食べるしかない!楽農園に行きます!階段の登り2階にある店舗へ。

うどんを注文

案内されると解放感のある店内。案内された席でメニューを見ます。
外が暑いということもあり、冷やし稲庭うどん(800円)を発注します。タレが醤油か胡麻を選ぶのですが、魅力技研は馴染みのある醤油を選びました。店員さんから山菜かサラダどちらをつけますかと訊かれました。せっかくなので山菜にしましょう。かぶとわらびですがよろしいですかと確認がありました。大好きです、わらび。大丈夫ですと伝えます。

山菜がやってきた!

左が赤かぶ、右がわらび

少しすると先に赤かぶと山菜を持ってきてくれました。
先にいただきましょう。赤かぶを口にします。優しい甘さと酸っぱさが口に広がります。これは甘酢漬けですね。夏に良いですね。

そしてわらび。これはおひたしでしょうか。醤油がかかっていて生姜が添えられています。こちらもさっぱりとした味わいで暑い日にはぴったしですね。

喉越しがたまらない稲庭うどん

見た目が涼やか

赤かぶとわらびを食べおえ、まもなくするとお待ちかねの稲庭うどんが運ばれました。
ざるの上にねじられたうどんの束が2つ。氷が添えられています。見た目も涼やかですね。
蕎麦猪口にタレを注ぎ、最初はネギだけをタレの中に入れます。いただきます。

麺を啜ります。平たく細い麺が束になって喉を通ります。美味しい。この喉越しが欲しくて稲庭うどんを食べるんんです。

楽農園で提供している稲庭うどんは熟練の職人がほとんどの作業工程を手作業で作られるそうです。丁寧な作業がこの食感を生み出しているのですね。

後半はタレの中に天かすと生姜を投入。うどんのツルツルした食感の中に天かすのサクサク食感がたまらない。天かすのコクに生姜が良いアクセントになっています。とても美味しいです。

ご馳走様でした。胃が痛いことも忘れ、ズズッと麺を平らげました。

また稲庭うどんを食べに来るのも良いですが、山形の料理もあるそうなので、トライしてみたいです。地酒も気になります。

神田アーンドラ・ダバで南インドの定食を食べる

こんにちは。魅力技研です。

最近神田にある南インド料理屋アーンドラ・ダバとインドのクレープドーサの食べ方の記事が魅力技研の記事の中で比較的評判が良いです。ご覧いただき、ありがとうございます。

今回は同じくアーンドラ・ダバで食べた南インドの定食がおいしかったので紹介します。

前回の記事を見てドーサを食べに行ったよ!という方もまだお店に行けていないよという方にもきっと行きたくなる定食だったので是非この記事をチェックしてください。

魅力技研はアーンドラ・ダバに来ると大体シンプルにカレーがとナン、サラダのシンプルなランチを頼むことが多いです。ですが時間がゆっくり取れる時にCセットのミールスを頼みたいと思っていました。そしてたまたま半休取れたので是非ミールスをと意気込んでアーンドラ・ダバへ向かいました。

③Cセットを発注します

お店に到着し、Cセットを発注します。待つこと少し。Cセットミールスが到着しました。銀の盆に色々な種類の料理が乗っています。どれがどの料理なのか一目で分かりにくいのですが、1つずつ紹介します。

チャパティ

まずチャパティ。手前のパンみたいなやつ。全粒粉を使っているそうです。確かに生地が真っ白ではないですね。薄茶色をしています。食感は耳たぶのような軟らかさです。噛むと少し伸びてちぎれる程度の弾力があります。断面は層になっています。甘味の少ない日本のクレープ生地みたいな感じ。カレーとかをつけて食べます。

バスマティライス

パラパラで食べにくい

それと主食としてライスも付いてます。香りが良いですね。パラっとしていてスプーンで少し掬いにくいです。このライスはバスマティライスという細長い形をしており、日本で一般的に食べられているお米とは種類が異なるものです。高価ですが、南インド料理にはバスマティライス!というアーンドラダバのオーナーのこだわりで提供しているそうです。日本も色々な品種のお米があり、お米にこだわりがある国だと個人的には思っていましたが、バスマティライスも値段が高いというのに、驚きました。一体いくらするのでしょうか。参考までに楽天で調べたものをお伝えします。1Kgで1000円程度のバスマティライスがありました。確かに日本の高級なお米と同じくらいするのですね。通販で手軽に買えるので今度スパイスカレー作った時にバスマティライスを使ってみたいです。




バスマティライスの袋綺麗ですね。味関係ないですけど。

きのこと豆腐のカレー

奥のが豆腐のカレー、手前がマトンカレー

魅力技研は豆腐のカレーを食べるのは初めてです。豆腐もカレーの具になるのですね。面白いです。心なしか、味噌汁に似ている気が、先入観ですかね。味は辛さはほとんどなく、まろやかです。

マトンカレー

魅力技研がいつもここに来ると頼むマトンカレー。トマトの酸味の後にスパイスが来る感じです。マトンは比較的癖がない感じでサラッと食べられちゃいます。

サンバル

野菜の優しいスープです。野菜が溶けてとろみがある。

ここまで食べてみて思うのが、アーンドラダバの料理ってスパイシーさが良い意味であまり感じないですね。体に優しい感じがとてもします。体に優しいといえば、お店のこだわりとして化学調味料を一切使っていないそうです。

パパド

サクッと食べれる

銀の盆の奥の方で立っているやつがパパド。食べた感じはサクッと軽い食感。コーンスターチで作られたポテトチップスみたいです。少しコクがあります。魅力技研は特にカレーにつける訳でもなくそのままパリパリ食べました。

ボリヤル

野菜の炒め物です。ココナッツがまぶしてあり、甘みを感じます。しかし、唐辛子も入っており、甘さの隙間を抜って辛さがきます。

ラッサム

もう1つスープが付いています。こちらもトマトの酸味が効いていてます。また辛さもそれなりにあり、どちらかというと個人的にはキノコの豆腐のカレーよりカレーっぽいと感じました。

ピクルス

チャパティの横にチョコンと居座っているやつ。一瞬盛り付ける時に垂れたものだと思ったらピクルスだそうです。ご飯につけて食べてと言われたので食べてみると結構酸っぱい。確かに単体で食べるというよりかはご飯のお供的な感じですね。

紹介は以上です。

南インド料理美味しいですね。悪戯に辛くなく、シンプル。
仕事もないのでゆっくりと食べます。サンバルを飲み干したら店員さんがおかわりを勧めてくれました。お言葉に甘えもう一杯いただきます。美味しいんだこのサンバルも。
そんなこんなで全ての料理を食べ終わりました。ご馳走様でした。

南インドを心ゆくまで味わった魅力技研、良いランチでした。

お店があるビルの下に設置された看板にその日食べられるカレーが書いてます。

日本橋江戸屋でブラシを買う

こんにちは。魅力技研です。
前回ヌメ革のトランクの記事にブラシが登場しましたね。実はこのブラシは日本橋にある江戸刷毛専門店江戸屋で購入したものだったのです。購入したブラシは勿論、お店も素敵だったので、紹介します。

鞄の手入れ用のブラシが欲しい

ヌメ革のトランクケースを購入した魅力技研。末長く大切に使う為に鞄を磨く為のブラシが必要となりました。

ヌメ革のトランクケース

良い鞄には良いブラシをということで、思いついたのが三神日エリア、日本橋大伝馬町にあるブラシや刷毛などを販売しているお店江戸屋。お店の前を通る度に気になっていたお店です。

刷毛とブラシのお店江戸屋へ

江戸屋の外観
歴史を感じる江戸屋の外観

魅力技研はお昼に江戸屋に行きました。お店の佇まいからもう歴史を感じますね。昔からありそうな石の建物。そして年季の入った看板。力強いフォントで刷毛ブラシ江戸屋の文字。なんかぴったりのブラシが見つかる予感。木製の引き戸に手を掛け店内に潜入します。

まるでブラシと刷毛の博物館

店内に入るとお店中にブラシや刷毛、たわしがこれでもかという位陳列されています。天井にも白い毛のブラシが。体を洗う用や化粧用のブラシ、急須を洗うブラシなどもありますね。一見何に使うのか分からない商品もありますね。

化粧用のブラシも沢山
どれを選べば良いのか迷っちゃう程の品揃え

魅力技研は今回ヌメ革のトランクを磨く為のブラシを探しに来たので、沢山のブラシの中から探します。
店内をキョロキョロしていた魅力技研にお店のおじさんが声を掛けてくれました。「何かお探しですか?」魅力技研はヌメ革のトランクケース用にブラシを探していると伝えました。するとおじさんは馬の毛で出来た洗濯用のブラシ(税込1,320円)を薦めてくれました。某有名な鞄屋にも江戸屋のブラシを卸していて様々な種類のブラシを試した後、ベストなブラシがこの洗濯用のブラシだったということで、私もこのブラシを購入することにしました。

店内に陳列されてあるブラシやたわし
写真中央にあるのが洗濯用ブラシ

要望に応じてブラシを薦めてくれるその姿はまるでブラシのソムリエ。魅力技研もこういう仕事に対する姿勢を見習いたいですね。使ってみてなんか要望があったら言ってくださいと言ってくれました。めちゃくちゃ頼りになります。

おじさんの話によると江戸屋には数千種類のブラシがあるとのこと。工業用の刷毛などはミリ単位で調整していく為、種類がかなり増えていくそうです。ミリ単位の調整、職人魂を感じます。

ブラシの使い心地は

江戸屋の江の字が刻まれたブラシ
江戸屋の「江」の字が刻まれています

ブラシの持ち手には江戸屋の「江」の字が施されています。この黒い馬毛のブラシは柔らかいけどフニャッとしている訳ではなく、密集した毛束を掌で撫でると気持ちが良い。

触ると気持ちが良いブラシ
気持ちい肌触り

こんな毛で磨かれるならヌメ革のトランクもさぞ気持ち良いだろう。ヌメ革のトランクの表面を日々、このブラシで一生懸命磨きます。ブラシにも愛着があるせいか、ついつい磨きたくなります。心なしかヌメ革の表面に光沢が出てきたような気がします。

江戸屋で購入したブラシでヌメ革のトランクを磨いている
お気に入りのヌメ革の鞄も喜んでいます!

江戸屋なら探しているブラシがきっと見つかる!

今回魅力技研はヌメ革のトランクケース用にブラシを江戸屋で購入しました。

皆さんも刷毛やブラシをお求めの際は是非日本橋にある江戸屋へ行ってみてはいかがでしょうか。ブラシや刷毛のプロがおすすめの品を提案してくれると思います。お店の雰囲気も素敵なので足を運んでみてください。僕もおじさんにピカピカにしたヌメ革のトランクケースを持っていき御礼を言いたいです。

江戸屋の外観

お店の情報

会社の名前:株式会社江戸屋
住所:東京都中央区日本橋大伝馬町2番16号
お店のWebサイト:https://www.nihonbashi-edoya.co.jp/index.html

アーンドラ・ダバで食べられる南インドの定番料理ドーサ 食べ方も紹介

神田にある魅力技研おすすめ南インド料理レストラン「アーンドラ・ダバ」

皆さんナマステ。魅力技研です。今回は紹介するのは東京都神田にある南インド料理屋アーンドラ・ダバで食べたインドのクレープ「ドーサ」。
インドカレーが食べたい時、魅力技研はアーンドラ・ダバに行く。このお店は神田駅を出てすぐのところにある。雑居ビルの2階にあるせいか、ランチ時でも非常に混雑している状況に遭遇したことがない。でもインドの方らしきお客さんには何度も遭遇しているので、本場の方から見ても間違いなく美味しいのだろう。ちなみに過去にミシュランに選出されているお店でもある。

何だあの料理は!?

すぐに席に案内してもらい、注文を考える。隣の席のインドの方は得体の知れないものを食べている。でかく、筒状で春巻きみたいなもの。何だあれは。メニュー確認すると「南インド名物、米粉のクレープ「ドーサ」」と書いてある。

早速ドーサセット(1150円)を発注。カレーはマトン、チキン、野菜から1種類選べるそうなので、今回はチキンを選択。そんなに待たずに到着。目の前にしたドーサはかなりでかい!プレートに収まりきらず、プレートの縁に乗っています。

届いたドーサはとっても大きい


銀色のプレートに載っている料理の確認。手前にあるのが米粉でできたクレープ「ドーサ」、奥が左から「ココナッツチャトニー」、「サンバル」、「チキンカレー」。

ドーサの食べ方の紹介と食べた感想

さてこれはどうやって食べるのか。分からないので店員さんに聞きます。店員さんに聞くと「初めて?」と聞かれる。「初めて」と返す。「ナンみたいにちぎって食べる、ちぎってソースに付けて食べる」と教えてくれた。優しい。

ちぎって食べます

早速ドーサをちぎってみる。ちぎった時点で若干もっちりしているのが分かる。米粉でできているからだろう。日本人に馴染みのある小麦粉でできたクレープのように記事は柔らかくはない。ココナッツチャトニーに付けて食べてみます。ココナッツの爽やかな甘味を感じる。見た目はクリーミーだけど、実際はそんな感じはなくあっさりしています。

クレープ生地の中をめくって見てみましょう。ペラりとめくるとポテトサラダみたいなものが入っている。その中には玉ねぎのようなものも。このポテトサラダみたいなものはうっすら味がついてる。じゃがいものつぶれ具合が良い。

ドーサの中はこんな感じ

今度はサンバルにつけてみます。サンバルは調べたら豆や野菜のスープのこと。今回食べたものは辛さは無い。香辛料と塩って感じ。野菜の旨味があり、香辛料でコクを足しているイメージ。

左がサンバル 右がチキンカレー

最後にチキンカレー。カレーは粘度は低くサラサラしている。これは南インドのカレーの特徴の1つ。カレーのスープはチキンの旨味が沢山溶け出していて美味しい。こちらも辛さはそれほど感じない。良く煮込まれているからか、鶏肉は柔らかく、スプーンで簡単に繊維がほぐれる。カレーにもドーサが良く合います。

アーンドラ・ダバのこだわりとして化学調味料は使っていないらしい。なるほど。どの料理も素材の味を尊重していて、丁寧な印象。非常に美味しい。

調理の様子も見える

キッチンがガラス張りになっていて、ナンを作る様子などが席から見られる。パンパンパンとナンを作る様子が見ていて面白く、凝視していたら笑顔で返してくれた。

まとめ

神田アーンドラ・ダバで南インドの定番メニュードーサを食べてみてはいかがだろうか。ナンとカレー以外のインドの食文化も興味深く、美味しい。

後日アーンドラ・ダバに定食を食べに行きました。南インドのカレーやスパイスを使用したスープ、香りの良いバスマティライスなどを堪能することができます。この定食もおすすめです。ちょっと贅沢した気持ちになります。下のリンクからその時の体験記を見れます。

神田アーンドラ・ダバで南インドの定食を食べる

お店の情報

お店の名前:アーンドラ・ダバ
住所:東京都千代田区内神田3-7-8 サトウハウスビル 2F

同じお店でミールスと呼ばれる定食もおすすめなので、そちらを紹介している記事も良かったらご覧ください。

美味しいうどんを食べるなら香川一福

こんにちは。魅力技研です。三神日こと三越前、神田、日本橋エリアは飲食店が沢山あり、ランチ時はどのお店に行こうか悩みます。この日も西口商店街でお店を探そうとしていたら、悩んで商店街の端から端まで歩いてしまいました。結局決めきれず、歩いていると、一軒のお店が目に入りました。3人くらいが並んでいました。看板には「香川一福」、のれんにはうどんの文字が。凛としたお店の佇まい。行ってみましょう。

お店の外のメニューにはミシュランピブグルマンを3年連続で獲得していると書かれていますね。店内に入ると清潔感と活気がある印象です。

かけうどんを注文

うどんを注文まずは食券機でうどんを注文します。メニューもシンプルながら豊富ですね。

  • かけ
  • ぶっかけ
  • しょうゆ
  • 釜玉
  • 肉うどん
  • カレーうどん
うどんのメニュー

その他にもトッピングや天ぷら、ごはんやかまぼこ、お酒のメニューもありました。
今回魅力技研はかけうどん(大)を頼みました。600円でした。かけうどんは出汁が温かいか冷たいか、うどんが温かいか冷たいか選べました。寒かったこともあり、出汁もうどんも温かいあつかけでいただきます。

うどんが届きました

美しくないですか?

うどんがやってみました。ランチ時でしたが、そんなに待つことはありませんでした。
うどんがやってきて最初に思ったのが、美しい、かわいいでした。お椀の中に白色の麺が綺麗に並んでいてネギで飾られている。美しい。
食べてみましょう。麺はツルツルもちもちです。勝手にゴワゴワした印象を持っていたのですが、そんなことないのですね。

しなやかな麺

麺を啜るのが楽しいです。そして出汁がめちゃくちゃ美味しい。麺を啜り飲み込み、呼吸をすると出汁の香りが鼻からブワーっと抜けます。調べたところうるめと鯖の出汁だそう。飲み干したい位美味しい。途中まで食べたら卓上にある天かすで味変です。天かすの風味があっさりとしたかけ汁にコクをプラスしてくれます。ご馳走様でした。一杯の中にある宇宙。

天かすでコクアップ

うどんを食べに再び香川一福へ

1週間も経たない内に香川一福のうどんを食べに香川一福へ。メニューに色々あったので、更に食べたくなったのです。2回目となる今回はぶっかけ(大盛り)。

今度はぶっかけ

前回頼んだかけうどんとは異なり、出汁の量が少ないのが分かります。そして濃いめの出汁で甘じょっぱい感じです。そしてうどんの隣の小皿にはレモンと大根おろし。出汁は醤油の味が単に強いのではなくて醤油の風味を下で支えるダシがあるからいたずらにしょっばいというわけではない。

かわいいのでアップにしました。白く角が立つうどん。
濃い味で食が進みます

出汁効いたかけうどんも良いけど、甘じょっぱい醤油を絡めて食べるぶっかけも良いですね。そして小皿の大根おろしを加えると、うどんにより出汁が絡むようになって食べ応えが増しますね。それとレモン、個人的にはびっくりの組み合わせだったのですが、果汁を加えるとさっぱりしていただけますね。

次はどのうどんを食べに行こうかな

1回目がかけうどん、2回目がぶっかけうどんと2種類のうどんを香川一福で食べました。これまでうどんを進んで食べてこなかった魅力技研がうどんをこんなに欲するとは我ながら驚き。カレーうどんや坦々麺うどんなどメニューが豊富なので、今後も色々食べてみたいです。

極上穴子の箱めしが食べられる日本橋玉ゐ

親友と共に日本橋観光へ

皆さんこんにちは。魅力技研です。今回は親友と日本橋を観光しました。
ランチであなご料理のお店「日本橋玉ゐ」に行きました。そこで食べた穴子がとても美味しかったのでご紹介します。

気になっていた「日本橋玉ゐ」へ


外観も雰囲気ありますよね

職場が近辺なので、よくお店の前通過するのですが、その建物の佇まいから非常に気になっていたお店でした。土曜の12時前というちょっと早めの時間に入店しました。予約をしていないことを伝え、入れるか尋ねると優しそうな店員さんに通していただきました。
注文したのは「箱めし(中箱)」箱めしは大きさが大箱(4,100円)・中箱(3,100円)・小箱(1,900円)の3種類。
店員さんに違いを尋ねるとそれぞれ穴子の枚数が異なるとのことです。小箱は穴子が1枚。中箱が2枚。大箱が3枚。
今回は穴子が2枚乗った中箱を発注しました。

そして玉ゐさんでは2種類の穴子の仕上がりが選べます。1つは煮上げ。こちらはふんわりふっくらな穴子を楽しめます。
もう1つは焼き上げ。焼き上げは香ばしく焼き上げた仕上がりです。どちらの仕上がりも食べたい欲張りな魅力技研はどちらの仕上がり方も楽しめる合いのせで頼みました。食べ比べができちゃうのが良いですね。
魅力技研は注文をしませんでしたが穴子のお出しというものが別途注文してお茶漬けのように食べることもできるそうです。

箱めし登場!

箱めし(中箱)箱めしの中は手前が焼き上げ仕上げ、奥が煮上げ仕上げです。

いただいたお茶を飲みながら待っていると美味しそうな箱めしがやってきました。
主役の箱めしに薬味(ごま・わさび・ねぎ・ゆず)、お味噌汁にお新香がついてきます。

いただきます。まずは味が比較的控えめだと思われる煮上げから食べてみます。食感がとてもふんわりしていて気持ちがいい。味はほんのりあまじょっぱい感じで、穴子本来の身の風味もしっかり感じられます。何口が食べたところでごまなどのわさびを乗っけて食べます。卓上には山椒もあり、それをかけると一段と風味が増して美味しいです。
お味噌汁も出汁の風味が感じられ美味しい。

次に焼き上げの方を食べてみましょう。香ばしく焼かれた穴子の上でタレが輝いています。煮上げた穴子と比較し、よりしっかりとした食感。香りが良いですね。そしてたれが美味しいですね。タレが染みたご飯だけでも箸が進みます。大満足でした。ごちそうさまでした。


お会計を終え、店の外に出ると2組、待たれている方がいました。今回魅力技研は運よく入れましたが、予約をした方がスムーズに入れるかもしれません。熟練の職人さんが調理する天然穴子。皆さんも是非食べに行ってみてください。

店外で待つお客さん

香り高い天馬のあごだし中華蕎麦|東京・三越前

天馬のラーメン

コレド室町近くのラーメン家へ

こんにちは。魅力技研です。三越前、神田、日本橋の魅力を伝える三神日シリーズ。今回はシンプルで美味しい醤油ラーメンが食べられるお店「天馬」を紹介します。

天馬のお店の外観
天馬のお店の外観

コレド室町の近くに天馬はあります。平日のお昼時は少し並んだり並ばなかったり。今回訪れた際は運良く並ばずに入れました。店内はカウンター席のみです。店内入ってすぐのところに券売機があります。
魅力技研はあごだし中華蕎麦(850円)を発注し、更に大盛り(100円)をプラスします。がっつり麺を啜りたい。そんな気分だったのです。

1杯1000円は安い?高い?ラーメン価格論争を魅力技研が考える

そういえば、ラーメン価格論争がSNSなどで話題になっていますよね。ラーメン1杯に800円とか1000円は高いとか、高くないとか。
魅力技研は1000円と価格だけ聞いた時はちょっと高いかなと感じます。しかし、どんな食材を使っているかやスープを作るのにどれくらいの手間を掛けているか。この値段を左右する部分の情報を参考にして、高いか安いかを考えています。
数時間も寸胴の前でスープの面倒を見ているとか、そういうことを考えてしまうと、中々自分自身では難しいなと考えると、お金を払う価値があるのではないかと考えます。
皆さんはいかがでしょうか。

天馬のラーメンはデフォルトが具沢山

話はそれましたが、ここ天馬のラーメンのあごだし中華蕎麦は850円ですが、デフォルトでトッピングが充実しているのです。

2種類のチャーシュー、煮卵、めんま、ねぎ、あと緑色の野菜。これは三つ葉でしょうか。ともかく、デフォルトの状態でここまでトッピングが充実しているので、魅力技研は天馬のラーメンを高いとは思わないです。

天馬のラーメンはデフォルトで具材が沢山
天馬のラーメンはデフォルトで具材が沢山

味を伝えていきます

さて気になるお味について紹介していきます。
麺を啜りたくて来た魅力技研、勢い良くストレートの中細麺を啜ります。

麺は喉越しの良い感じです。そして啜った時に醤油スープのあごだしの香りがふわっと口に広がります。シンプルで上品な味です。そしてシンプルだからこそ麺を始めとした具材も楽しめます。

麺は中細麺のストレート


次に味玉を食べます。天馬の味玉は写真でも伝わるでしょうか。黄身の硬さがいい具合。味も黄身まで染み込んでいます。甘じょっぱい感じが美味しいです。


そして2種類のチャーシューにも触れていきましょう。1種類目は焼き目がついているチャーシュー。まず知ってただきたいのが、こちらのチャーシューの厚さ、結構重量感があります。食べてみると柔らかくホロホロするような感じです。そしてジュワーと味が染み込んでいます。肉の脂の部分まで味が染み込んでいいますが、その脂の甘味も美味しいです。

厚いチャーシュー
厚いチャーシュー


もう1種類のチャーシュー。こちらはしっとりとしていてローストビーフのような感じです。味付けは控えめです。ほとんどお肉の味。他の食材を邪魔しない感じです。あごだしスープと一緒に食べるのがいいですね。

まとめ

天馬のラーメンはあごだしはしっかりと感じるのですが、くどさなどが全くないから、箸が進みます。
がっつり麺を啜りたい。その希望が叶ってよかったです。御馳走様でした。
シンプルに美味しい醤油ラーメンを食べたい時、是非コレド室町近くにある天馬の醤油ラーメンがおすすめです。

お店の情報

店名:日本橋 天馬
住所:〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1丁目13−5
最寄駅:銀座線、半蔵門線「三越前」から徒歩約1分

味坊のラム肉の生姜焼き定食|東京・神田

味坊の看板

羊料理が売りの神田味坊へ

神田駅近くにある味坊の外観の写真
味坊の外観

こんにちは。魅力技研です。今回も三神日シリーズ。神田駅周辺のランチをご紹介いたします。訪れたのは神田にある中国東北地方料理味坊。以前夜に訪問し、羊肉の串焼きを食べ、美味しかったことを記憶しています。
今回はお昼にランチを食べてきましたので記事にしました。

ラム肉の生姜焼きとは一体何でしょう

何を食べるか探していると、見慣れないメニューを発見しました。その名もラム肉の生姜焼き定食(800円)。生姜焼きは普通は豚肉。ポークジンジャーという言葉は喫茶店のメニューなんかで良く聞きますが、ラムジンジャーは聞いたことがありません。気になるのでこのラム肉の生姜焼き定食を発注します。

気になるラム肉の生姜焼き定食のお味は?

注文していたラム肉の生姜焼き定食がやってきました。

味坊のラム肉の生姜焼き定食の写真
味坊のラム肉の生姜焼き定食


薄くスライスされた羊肉と玉ねぎが炒められていています。粗挽きの黒胡椒と思しき黒い粒がかかっていますね。しかし、見た目は生姜焼きではなさそう。ラム肉の隣の添え物のレタスはこれがウチの通常ですよと言わんばかりに鎮座している。早速いただきます。

ラム肉の生姜焼きのアップ
胡椒がよく効いています

食べてみると感じるのが、胡椒が良く効いていること。そしてその胡椒の後にラム肉の風味が現れる。正直生姜の感じが強いかどうかと問われると、そんなに生姜が効いていない。どちらかというと胡椒の存在感の方が圧倒的に大きい。
だから甘じょっぱいタレに生姜の刺激を持ついわゆる普通の生姜焼きを期待して食べると、思っていたのとは違うなと思われるかもしれません。

しかし、この胡椒とラム肉のシンプルな組み合わせが魅力技研的には素敵だと思います。何故なら魅力技研がラム肉に期待するのは羊特有のクセを含んだ旨味や香りだから。
このラム肉の生姜焼きは、生姜の風味で無理ににラム肉の臭みを消そうとしていないのがいい。ラム肉の風味が生きている。

また、ラム肉と一緒に炒められている玉ねぎの炒め具合が絶妙なんです。完全に熱を通してシナシナにするのではなく、少しのシャリシャリ感を残しています。

生姜焼き定食のアップ
玉ねぎの焼き加減が絶妙

完全に火を通していないので玉ねぎの香味を持っています。そしてその香味がラム肉の甘い旨味を程よく締めてくれています。美味しいです。がっつきたくなる感じは通常の生姜焼きにも負けていません。

セットでついてくる麻婆豆腐も辛ウマ

また、注文したラム肉の生姜焼き定食には小鉢で麻婆豆腐がついてきました。これは嬉しい。食べてみると結構辛く濃い目の味付け。醬の濃い味が付いていますね。ご飯が進みます。
スープはまろやかな出汁を感じる醤油味です。

まとめ

美味しい羊肉料理をランチに食べたい方は是非神田の味坊に行かれてみてはいかがでしょうか。
また、夜のメニューにある串焼きもとても美味しいのでおすすめです。

味坊の看板

お店の情報

店名:味坊
住所:東京都千代田区鍛冶町2丁目11−20 1・2F 共同ビル
最寄駅:JR・銀座線「神田」から徒歩約3分

【閉店】羊料理屋で食べるケージャンチキン|東京・神田

三越前、神田、日本橋の情報をお伝えする三神日シリーズ。
今回はランチで「ビストロひつじや神田店」に訪れました。ランチメニューのケージャンチキンが美味しかったのでおすすめとして書きます。

本銀通りに面するこのお店。看板にはかわいい羊のイラストが描かれています。お店は地下にあり、階段を降ってお店に入ります。店内は地上から見た外観と比べ、かなり広い印象です。そして地下であることから日が入らないこと、美しいトルコランプで装飾されており、隠れ家感が出ています。

ケージャンチキンが何だか気になる

メニューを確認しましたが、ランチセットは種類が豊富です。

ビストロひつじやのメニューの一部
カレーなどこの写真の他にもランチメニューがあります。

カレーのセットや肉料理のセットもあります。魅力技研はケージャンチキンのセット(650円)が気になりました。正直ケージャンチキンが何かを知らないですけど。
この時点では「ジャン」と名前につくのだからコチュジャンみたいなタレが絡んでいるチキンなのではないかと推測します。確認のためにもケージャンチキンセットを発注します。

ケージャンチキンがやってきた!

ケージャンチキンのセット
プレートの上にケージャンチキン、ライス、サラダ、スープが載っています

10分ちょっと料理が来るまで待ったでしょうか。金属のプレートにチキンが乗ってケージャンチキンがやってきました。他にもスープとサラダ、ご飯が乗ってます。ケージャンチキンは予想と違うシンプルな見た目。ジャンが見当たりません。まずは食べてみましょう。

ケージャンチキン
ドーンとお肉香ばしく焼かれています


ジューシーで柔らかい鶏胸肉。胡椒をはじめとしたスパイシーな味わい。食べ続けるとヒリヒリする位の辛さ。唐辛子と胡椒の2つの辛さを感じます。そして辛さの中に微かに甘い香りを感じます。シナモンとかクローブとか、そんなスパイスも入っているのかもしれませんね。ケージャンチキンが200gとメニューに書いてありましたが、ペロリでした。

ケージャンチキンのケージャンとは?


食べ終えた後、ケージャンチキンとは何かを調べました。そもそもケージャンチキンの「ケージャン」は諸説ありますが、フランス系カナダ人の子孫によって形成された、ルイジアナ州南部の地域のコミュニティの人達を表す言葉だそうです。コチュジャンや豆板醤などのジャンではなかったということですね。
ケージャン料理の特徴としては「豊富なシーフードを野菜と和え、1つの容器に入れて、コミュニティの皆で食べることもあるそうです。味はとてもスパイシー。ケーャン料理のポイントは風味が層を成していること。そしてその味の重なり合いがとても心地良いこと」だそうです。

ケージャン料理の特徴をまとめるにあたり、参考にしたサイトhttps://www.mydomaine.com/classic-cajun-dishes

このお肉は鶏肉でシーフードではないのですが、スパイシーで尚且つ、複数のスパイスからなる味わいを感じるという意味ではケジャン料理に当てはまっているのかもしれません。
次にスープです。カップに入って提供されるスープはコンソメ味でカップの底に野菜などが沈殿しています。シンプルで美味しいです。
次にサラダについて、玉ねぎでしょうか。香味野菜の風味を感じるサラダです。

かごに入って提供されたナン
あっさりとしたナンはついてきた

ランチメニューを頼むとナンがついてきました。小さなかごにナンを数枚(大きめな手のひらサイズが4枚から5枚位)入れてテーブルの上に置いてくれます。カレーを頼んでないのにナンを食べるというのがちょっぴし新鮮ですね。既にプレート上には白いご飯もありますし。お好み焼きにご飯的な感覚なのでしょうか。
しかし、魅力技研はナンにご飯は合わないと考え、皿を見渡しました。するとケージャンチキンが目に入りました、そこでナンでケージャンチキンを挟むことにしました。名付けてケージャンチキンサンド。そのまま。食べてみると美味しい。

ケージャンチキンをナンで挟んでみました
ケージャンチキンをナンで挟んでみました

お店によってナンはバターをたっぷり塗ってあり、甘い香りがするものも少なくないのですが、ビストロひつじやのナンはあっさりしています。このナンがあっさりしているのでシンプルな味わいの鶏肉を邪魔しないんです。もしケージャンチキンを注文する機会があれば、ケージャンチキンサンドにチャレンジしてみては?

まとめ・予告

今回ビストロひつじやにお邪魔してケージャンチキンを食べました。スパイシーな味わいでとても美味しかったです。またメニューの種類が豊富ということもあり、また行きたくなるお店でした。

そして予告です。ランチメニューにあったチュニジアの餃子とスペアリブのセットが気になったので魅力技研がお店に行って記事を書きます。チュニジアの餃子とは何でしょうか?お楽しみに。

お店の情報

店名:ビストロひつじや神田店
住所:東京都千代田区鍛治町2-13-24 神田駅前高架下 2F
最寄駅:JR「新日本橋」から徒歩約3分、JR・銀座線「神田」から徒歩約6分