〜広州・桂林旅行〜⑨陳家書院(陳家祠)で建物と工芸品を鑑賞する編〜

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こんにちは。魅力技研です。
前回の広州・桂林旅行〜⑧うっかり鳩を食べてみる編〜に続き、今回は広州の観光スポット陳家書院に行ってきたのでそこでの体験をまとめます。

まずは腹ごしらえ

ホテルを出発し、陳家書院に行く途中で朝ごはんを食べることに。
適当に見つけたご飯屋で食べよう。お店の前でテイクアウト注文を対応していたおじさんにおすすめのものをくださいと頼んだところ。何か言ってたけど聞き取れなかった。まあいい。気にしない。お店の中にはほとんど席が埋まっていて街の人に愛されているのが分かる。客の属性もまばら。若いカップル、おじさん一人客。子連れのお母さん。これから陳家書院に行く方法をスマホで確認しながら料理を待つ。

広州の朝ごはんの定番拉肠

発注した料理が届いた。卵が閉じてある肠粉。ここも甘めの醤油がかかっている。トロンとした皮の中には卵とネギが入っていて構成としてはとてもシンプル。生地を巻くようにして作られていると思うけど、巻かれているから内側にも生地の部分があってそこは外側と同じ生地なんだけど、具の役割も果たしている印象。中の卵は熱はちゃんと通っているけどカチカチではなくこの皮の感じとマッチしている。美味しい。
そういえばメニューには拉肠とあったが、肠粉と意味合いは同じらしい。なるほど。ぺろりと平らげ、陳家書院へ向かう。

ちょっと寄り道

街中に何だか古そうな遺跡のようなものが。そしておっさんが修復している。これは何だろうか。
案内を見てみると今も地名として使っている西門口という由来にもなった明清時代からそびえ立つ西門の小規模な城郭の歴史にまつわる展示であることが分かる。当時からこのあたりは商業や貿易で発達してい他とのこと。中国のこういう歴史的な文化の展示があちこちにあるのは街を歩いていて楽しいことの1つだ。

陳家書院へ到着。しかし、中に入れない!?

何だかすんごい歩いた。そしてやはり激暑。汗で服が濡れている不快感を感じながら、陳家書院を眺める
とりあえず写真に収める。まだこれは柵越し。中に入らないといけないが、どうやって入るのだろうか。
警備のおじさんが入り口のところにいて、そして近くにはWeChatPay(微信支付)でチケットを購入するためのQRコードがある。しかし、この段階では魅力技研は微信支付を持っていない。どうしよう。ダメもとで微信アプリを立ち上げ読み込む魅力技研。何故ここでいけると思ったのか分からないが暑さで頭がやられていたのだろう。
中国で使える決済サービスについてまとめた記事もあるのでこちらも読んでみて

しばらくスマホをいじったり、警備のおじさんをチラチラ見たりして明らか挙動不審な魅力技研。いっそのこと職質をしてくれ、ゲートの中に入れてくれ、そしたら事情を話すから。もう、外側から見たからいいか。残念だが帰るとするか。いや、ここで心の中のリトル魅力技研が言う。「せっかくここまで来たのにそれでいいのか。」僕は覚悟を決めて強面の警備員に微信支付がないことを伝える。そしたらあっさりと通される、そして、その奥にはクレジットカードや団体客が入る時の支払いなどに使う感じの窓口があった。ここではお姉さんが対応してくれて、支付宝(AliPay)を使いたいと伝えると普通に支払いできた。そして「あなた中国語上手だね」と言われちょっと嬉しくなった。ちょろーい自分。

いよいよ突入

まずはこの外観に圧倒されるね。さっきは柵の外から眺めていただけだったが近づくと迫力がすごい。石を彫って作った人や神獣を見ることができる。緻密だ。朱色と緑色の装飾も素敵。入るのに苦労したこともあり、感動して少し目頭が熱くなった。

目に入るもの全てが芸術

建物だけではなく、硯や竹細工など工芸品の展示も多く、各作品の存在感や美しさに驚かされる。竹の表面を彫って絵を描くものや、竹を材料とした彫刻やと当時使用したのであろうお部屋などを見学できた。
中には撮影が許可されていない作品もあり、このブログでもここにある作品を紹介しきれない。これらの作品が好きな方は是非、実際に行って見て欲しい。

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