この記事は2020年3月5日に取材した情報をもとに書かれた記事です。
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魅力技研は3月の上旬に福岡博多に旅行に行きました。博多はもつ鍋にラーメンに餃子など美味しい料理がいっぱい。
しかし、見る所が少ない。そして運悪く新型コロナウイルスの影響で観光地が営業を自粛していたため、更に観光するところが少なかったです。
そこで福岡博多から比較的近くにある観光地を探しました。行き当たりばったり旅なので情報収集も現地です。駅の券売機の路線図やネットで調べます。
探してみたところ、門司港(もじこう)という場所があることを知りました。
門司港は福岡県北九州市門司区にあります。
昭和レトロという文字と港ということがネットで見てわかりました。レンガ作りの建物の写真も載ってます。
しかし、いまいち分からない。だから行って確かめてきました。そして行く価値があるおすすめの観光地だと思ったので紹介いたします。
特急ソニック号に乗り門司港を目指す
まず福岡の博多駅を出発します。大分行きの特急ソニックに乗り門司港を目指します。
ホームにある自販機で特急券を購入します。券売機は地名がしっかり書いてあるので購入し易いです。門司港の文字が書いてあるところを押して購入。支払いは現金とICカードで購入することができます。僕はICカードで購入しました。パスモ使えます。
同じくホームにある売店で車内で飲む為のキリン一番絞りを買います。ホームでソニックを待ちます。一体ソニックとはどんな電車なのでしょうか。鉄道オタクという訳ではないのですが、旅先で出会う鉄道ってなんか特別に見える気がするんです。僕だけでしょうか。そして旅行で移動する時の鉄道で飲むお酒も特別なんですよね。
ソニックがホームに到着するアナウンスが流れました。カメラを構えてみます。遂にソニックが進入してきます。パシャリ。ボディの濃い青色と車体の顔がかっこいいです。
車内に潜入します。青磁色の内壁、車内から見た扉の赤色がアクセントになっていてかっこいい。ドアにはSONICの文字とスーパーマンの胸筋のところに書いてあるのと似ているSの字。可愛らしい車両ですね。
座席もゆったりとしていて快適です。発車し、手持ち無沙汰に車内を見回していると床に掌くらいの大きさの呪印のようなものを発見しました。デザインが凝っているなソニック。
小倉駅でJR鹿児島線に乗り換えます。門司港に近づいてくると車窓から海が見えます。また港が近いということもあり倉庫の会社などが見えます。なんかお腹減ったなあ。取り敢えず、車窓の風景をどうぞ!
門司港に到着
そんなこんなでいよいよ門司港到着しました。「もじこう」のフォントが無垢な感じがして良いですね。
駅を出て駅舎を振り返ってみます。おおー。洋風の駅舎がとっても綺麗。
綺麗なんだけどこの綺麗だなって思う気持ちよりも空腹が勝ちました。近くにあったファミリーマートを物色します。適当にパンを買おうとレジ待ちをしていると、レジ前の中華まんのショーケースの中に明太もちチーズまんを発見。これはご当地限定なのでしょうか。よく分からないですけど購入しました。(後日調べたところご当地限定ではないことが判明。なーにー。)購入したパンと明太チーズまんを駅前のベンチに座って食べます。
少し肌寒い外気にあたりながら食べる明太チーズまんは良いですね。この時は限定商品だと思って食べてたから気持ちが高揚してました。
スマホやネットが当たり前にあって検索が当たり前の時代。真実って時に罪ですよね。しかし誤った情報を読者の方にお伝えする訳にはいかないので。返してくれGoogle、僕のキラキラした思い出を。
明太チーズまんを食べ終わり、散策開始。早速気になる看板を見つけました。「バナナの叩き売り発祥の地」と書いてます。
ざっくり看板によると大正初期から昭和14年頃まで観光客相手にバナナを販売し楽しませていたとのことです。看板には「不夜城を呈し」って書いてありますが、バナナ売るだけで夜遅くまで盛り上がっていたなんて想像つかないですね。どんだけ店員さん話面白かったんだろう。飲み会で話が弾まない僕に分けてくれ面白さを。
門司港は昭和レトロな建物と港の景色が魅力的
再び歩きます。町を歩くとレンガ色の洋風の建物がちらほら見えます。これが昭和レトロなんですね。昭和って日本の和暦なんだけど、まるで日本じゃない見たい。よくよく建物を見ながら歩いていると建物1つ1つがすごい凝っているのを感じます。帽子の様な屋根や茶色っぽいレンガを積み重ねていくのに少し白色のレンガを混ぜたり。素敵だなと感じます。
そんな歴史を感じる建物がある中で目立つ高い建物があります。門司港レトロ展望室というそうです。残念ながらコロナウイルスの影響で営業をしていませんでした。残念。上から町を眺めたかった。
海が見えるところに行くと下関が見えます。開けた景色が気持ちがいいです。デートとかにも良いと思います。また門司港の駅前に観光スポットがぎゅーっと集まっているのが良いですね。
門司港には名物焼きカレーのお店が沢山
町を歩いていると焼きカレーのお店が沢山あることに気が付きます。至るところに焼きカレーの看板を掲げています。さっき食べたばかりなんですが、食べたいです焼きカレー。あとはどのお店に入るかですね。
そして決めたのが「HUNGRYS BURGER LOUNGE 」まず外観かっこいい。
店内に入ると様々な雑貨で賑やかな雰囲気のお店です。ハンバーガー屋の焼きカレー、一体どんなカレーなのでしょうか。メニューを見ると焼きカレー(950円)に色々トッピングが可能らしいです。チーズやチキンなど。僕はその中でもジャークチキン(+400円)をトッピングを発注です。ジャークチキンとは何かも分からないのですが。待っている間も店内を見渡すと楽しい気持ちになります。門司港の町の様子も外国っぽい雰囲気でしたが、ハングリーズの中はもっと外国感すごいです。
いよいよ焼きカレージャークチキントッピングが運ばれてきました。きゅうりの漬物見たいな物もついてます。
カレーの良い匂い。表面のチーズがこんがりとしていて美味しそう。いや絶対美味しいやつですねこれ。
一口食べてみます。辛さだとかが目立つというよりは旨味が強いカレーですね。美味しい。表面のこんがりチーズがカレーのコクをアップさせてます。
そしてトッピングしたジャークチキンは香辛料の香りがします。大きさは僕の手でOKマーク作った時にできる円くらい。何個でも食べれちゃいます。お酒が飲みたくなる味。ビールがいいです。
そして朗報です。食べ進めていくとご飯の中に卵が入ってます。サプライズ。金色の黄身を潰して周りのご飯とカレーと絡めて食べちゃいます。さらにまろやかになります。幸せの味。お腹も思い出もパンパン。
そういえば、どうして門司港は焼きカレー押しているのでしょうか。店員さんに会計の時に訊いてみると焼きカレーを始めたのが門司港のお店だったとか。(諸説あります)なるほど。カレーの上にチーズ載っけてこんがり焼くって今だからこそはなんともなく作ったり食べたりしますけど当時は発明だったのでしょうかね。想像するのと楽しいです。
また店員さんによると普段は海外から、韓国や中国からの観光客がこの町に沢山来ているそうです。お伺いした時は日本はそうでもなかったけど中国や韓国は新型コロナウイルスの影響で大変な時期だったから観光客はいなかったですね。
美味しい焼きカレーご馳走様でした。今度来た時は大きなハンバーガーも食べたいです。お店を後にします。
なんと〇〇の香りがする!?門司港の地ビール
港には観光地ということもありお土産屋が何店舗かあり、覗いてみます。するとバナナの叩き売りが由来であろうバナナ味のお菓子などが売っていたりしました。
しかし、魅力技研の目が留まったのは冷蔵ケースに入っていた褐色のビール瓶。ラベルには門司港地ビール工房と書いてあります。飲むしかない。レジの方に栓抜いていただく様にお願いしてその場で飲みます。驚いたのがバナナの香りがすること。苦味が少なくとてもフルーティーで飲みやすいビールです。ふんわり甘い香りが鼻の中に拡がります。お土産にも良いですね。
港の景色を肴に美味しいビール。最高。強いていうならさっきのジャークチキンが手元にあって欲しかった。僕の無念をこの記事を読んで門司港に行かれた方には晴らして欲しい。
門司港駅構内にあった旅立ちの鐘を鳴らして博多に戻ります。チーン。
博多に来たなら門司港観光もセットで
福岡博多に来て一通り観光したら少し足を伸ばして門司港に行かれるのは行かれてみてはいかがでしょうか。港と欧風の建物で素敵な景色と、そして美味しい焼きカレー、地ビールがある門司港が貴方を待っています。
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