こんにちは。魅力技研です。今回は神保町を散歩して楽しかったので、その体験について書いていきます。
とある日曜日魅力技研は神保町に行きました。これといって何か見たいものや買いたいものがあったのではないけど、神保町へ。神保町は本の街として有名ですね。古書店が沢山あります。魅力技研は棚を眺めてみます。個人で所有していいのか分からないような古い格式がありそうな本や、海外の雑誌などそんじゃそこらへんの本屋に行っても見つからないものがあるのが神保町。門外漢が見ていても興味をそそられます。
趣味が無い方におすすめな神保町
そうだ、趣味がないと嘆いている人におすすめしたいのが神保町の古書店巡り。何店舗か歩いているときっと、興味がある本や雑誌、漫画に出会えると思う。だからそこで手にした本をきっかけに新しい趣味に取り組むのは良いと思う。取り掛かって更に情報を知りたい時には再び神保町へ行けば、新たな知識が手に入ります。
魅力技研は中国語の勉強が趣味です。というか中国語を使って仕事をしたい、留学してみたいと最近思っていてコツコツ勉強しています。今度はHSK5級という中国語のレベルを測る為の試験を受ける予定です。英語でいうTOEICみたいな試験です。過去問を解き終わり、新しい問題集が欲しくて中国やアジアに関する書籍が沢山ある内山書店へ。検定の問題集なんて近所の本屋でも買えるでしょって?いや、違うんです。この内山書店では中国に留学している人が現地で使うような教科書や問題集が手に入るんです。そう、日本にいながらプチ留学的な感じ。留学している現地で使っている教科書を使用しているというだけで夢に近づいているような気がしてワクワクするんです。(買っただけで満足しないように注意しなくては)
今回買ったのは検定の模擬問題集。全部中国語で表記されています。
江戸川乱歩ゆかりの天丼を食べる
問題集を買って満足した魅力技研はお昼ご飯を食べるお店を探します。さぼうるという喫茶店で久しぶりにスパゲッティを食べようとお店の前まで行ってみると日曜の為定休。ビジネス街でもある神保町は日曜日にお休みのお店も結構多いですね。カレー屋ボンディに行こうと路地裏に入ると行列。短気な魅力技研は列に並ぶのを諦めます。
困った、何を食べよう。魅力技研はぐるぐる周囲を見渡し、お店を探します。すずらん通りに入ると一軒の天ぷら屋さん「はちまき」。それは魅力技研が前から気になっていたお店でした。そして3人しか並んでない。これはチャンスなのではないかと思い、並びます。タイミングが良かったのか3分立たない位で中に案内してもらえました。
店内は気化した油の香り、ジューという音と共にパチパチパチパチッという音が聞こえます。もう雰囲気だけで美味しいです。今回はカウンター席を案内してもらいました。天丼を発注します。
目の前で揚げられる天ぷら。そうだ、このお店を語る上で忘れてはいけないのが、ここはちまきは江戸川乱歩をはじめとした多くの文豪が通っていたということ。天ぷらを食べながらアイデアを練っていたのでしょうか。
海老に衣がつけられて、揚げられて、タレがかけられる。目の前で作られる天ぷらは自分のかな、それとも他のお客さんのかななんて思いながら、作られる様子を眺めてます。今見ていた天丼は他のお客さんのでした。次の天丼は魅力技研のでした。いただきます。
まずはピーマンの天ぷらを食べます。ピーマンの天ぷらは食べたことが無いのですが、皆さんの中では一般的ですか?どんな味なのでしょうか。噛んでみると、ジューシーですね。苦味はなく、むしろ熱せられたピーマンはほのかに甘みがありました。次は海老です。サクッとした衣の中にいる海老はプリプリで美味しいです。海老は2尾あるので、もう1尾は締めに取っておきます。次はきすの天ぷら。こちらはふわふわとした食感、白身魚の上品な味。次はいかの天ぷら。これはふわふわを通り越してふかふか。咀嚼する度にいかの強い旨味が広がります。
はちまきの天ぷらは満足感があるけど、しつこくないのが良いですね。オイリーじゃない。
甘いタレが染み込んだ白飯をかき込みます。ご飯は天丼の主役ではないけど、好きです。タレがかかった白飯は魅力技研を嬉しくさせます。締めの海老を食べ終わりました。ご馳走様でした。お店を後にします。はちまきの天ぷらは幸せの味でしたね。江戸川乱歩も同じように幸せな気持ちで店を後にしたのだろうか。いや、しただろう。めちゃくちゃ美味しい天ぷらだったから。魅力技研の推理はきっと当たってます。
天ぷらを食べ終えた魅力技研はお店を出ます。
お店の情報
店名:神田天麩羅はちまき
住所:千代田区神田神保町1-19
散歩を続けると素敵な喫茶店を発見
もっと神保町を楽しみたい魅力技研は、神保町の街をぶらぶらします。歩いているとなんだか良い雰囲気の看板の喫茶店を見つけました。お店の名前は茶房神田伯剌西爾(ぶらじる)。
食後にコーヒーが飲みたかった魅力技研は早速階段を降り、地下にあるお店に入っていきます。わあ、香りや雰囲気が地下。密談にぴったりな感じ、内容ダダ漏れっぽいけど。タバコを吸うか否かを確認され、吸わないことを伝えると、階段を降りて右手にある部屋に通してもらいました。4組程度のお客さんが座れるような空間。
席に座り、メニューを確認します。お〜、ブレンドコーヒーや、1種類の豆を楽しむストレートコーヒーを合わせて沢山の種類のコーヒーがありました。これは、何回来ても何を頼むか考えるのが楽しみですね。
魅力技研はマンデリンビッグアチェ(550円)を選択。甘いものも一緒に食べたかったのでサンマルクというケーキをセットで発注しました。
オレンジっぽい光の電球と年季の入った机の温かみが心地よいです。
目の前のテーブルでは今日はじめてましてという感じの男女が座っています。うーん、2回目があるか微妙ですね。そんなお節介なことを思っていると発注したコーヒーとケーキが届きました。
マンデリンビッグアチェの味は
マンデリンビックアチェは苦味や渋みコクはしっかりあるけど、いたずらに苦味や渋みが口に残るわけでもなく、すっきりとした後味。苦味が強いコーヒーが好きな方にはおすすめですね。メニューには昔ながらの直火式焙煎機と書いてます。焙煎方法の違いが味にも影響が出るのでしょうか、気になりますね。
サンマルクという名のケーキはメニューには次のような説明書きがありました。「バター生地でサンドしたチョコレートクリーム&ザーネクリームの織りなす豊かな味わい」食べてみると1番主張するのがチョコレートで、白い生地はふんわりと甘く、チョコレートを包み込んでいます。表面がコーティングされていて、ほんのり甘酸っぱくアクセントになっています。ちょっと大人の味ですね。
コーヒーと読書
魅力技研はケーキを平らげ、コーヒーを飲みながら持参した本を開きます。今回本は自宅から持ってきたけど、神保町で買ってそのまま喫茶店に行ってお茶と一緒に楽しむというのもアリかもしれませんね。本って買った瞬間が熱量高くて家に帰って読んでみると徐々に冷めていくということがままありまして。
お代わりのコーヒーを発注
カップの中のコーヒーが無くなり、お店を出ようとしたのですが、なんかもっとぶらじるに留まりたい気持ちが出てきてしまってコーヒーをおかわりすることに、おかわりのコーヒーは100円引き。嬉しい。次は神田ブレンドを発注しました。神田ブレンドも苦味がメインのコーヒー。先ほどのマンデリンがシャープでキレのある苦さだったのに対し、こちらはまろやかな苦味のコーヒーですね。そして余韻として甘味を感じます。
美味しいコーヒー片手に読書が捗ります。肩が凝ってきたところで、読書を止め、お店を後にします。美味しいコーヒーとケーキご馳走様でした。そして心地よい雰囲気の中、良い時間を過ごす事が出来ました。
お店の情報
店名:神田伯剌西爾
住所:東京都千代田区神田神保町1-7 小宮山ビル B1F
皆さんも神保町を歩いてみてはいかがですか?
今回は魅力技研が神保町を散歩しました。本で新しい世界と出会ったり、美味しい天丼食べたり、コーヒーと読書な夢中になったり、良い1日になりました。よろしければ皆さんも神保町散歩楽しんでみてはいかがでしょうか。